モデルチェンジ目前のセレナ。突然だが中古車選びについて考えてみたい。なぜ今、中古車なのか。スマートな選択肢のひとつとして提案したい。
今一度、冷静になって考える。中古車というスマートな選択
新型セレナ。良く書けばキープコンセプト、正常進化。悪く書けば変わり映えしない。このへんをユーザーはどう評価するのだろうか?
2010年11月にフルモデルチェンジされる日産セレナ。現行モデルの3代目は2005年5月のデビュー。3年連続でミニバンナンバー1の座を獲得するなど、販売的には大いに成功を収めたモデルといえよう。
そして最大の関心事は、4代目となる新型セレナの完成度。その確報はすでにCORISMがスクープしている。期待している人はさぞ多いことだろう。新型のことで頭がいっぱい、ヒートアップ! なんて人もいるかも……。
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しかし、ここはひとつ頭を冷やして冷静に考えてみたい。
突然だが、セレナがほしいなら中古で現行セレナを買ったら? という話。「そんなバカな」と思うかもしれないが、冷静に考えればなるほどスマートな選択肢だとわかる。
現在も高い競争力をもつ現行セレナ。60〜280万円台と中古車ならではの幅の広い価格と流通量で選びやすさは抜群!!
理由の第一は、新型のスタイリングがキープコンセプト路線で、大きなイメージチェンジが図られていないことだ。サイドのウインドグラフィックスなど、明らかに先代踏襲するディテールも見受けられる。
さらに、新型セレナは5ナンバーサイズを堅持することがわかっている。室内高の見直しなどでスペースの拡充が図られているとはいうが、現行モデルでも十分に広い。シートアレンジだって今でも決して古くなっていない。3年連続でミニバンナンバー1は伊達じゃないのだ。
新型ではエンジンを直噴化し、そのうえアイドリングストップ機構が設定されるともいわれている。省燃費には間違いなく貢献するだろうが、それが車両価格に反映されることは間違いない。価格は現時点では不明。しかし、セレナにはノア/ヴォクシーやステップワゴンなど、強力なライバルが存在。そのため装備を充実させたとしても簡単に高くはできないという事情もある。そんなわけで、ベーシックモデルで210万円程度〜という価格設定に大きな変化はないと予想する。となれば、今や必須のHDDナビ&バックカメラやパワースライドドア、サイドエアバッグといった各種安全装置を装備すれば、あっという間に購入総額300万円コースになる。これも間違いないだろう。
となると、購入コストが抑えられる中古車という選択も、はなから問題外とはいえなくなってくる。これまでの高い人気に支えられ、現行セレナは中古車が豊富だ。選び放題といっていい状況で、新車から3年落ちくらいまでの比較的程度のいいモデルも多い。その多くは価格200万円前後。走行2万㎞内外といったところで、これから本来の性能を発揮するといっていいレベル。
ファミリーユースだけに、インテリアの汚れ(子どもの食べこぼし)や、ボディのちょっとした擦りキズなどには注意する必要はあるものの、大きく損するような買い物にはならないはず。人気車だけに、そこからあと3年乗って売り値が残っていることも期待できそうだ。
もちろん、新しいセレナを見てから決めるのも悪くない。スペック上は現行モデルを上回る部分はあるだろう。ただ一方で間違いないのは、現行モデルにも依然として魅力があるということだ。
さらに、新型セレナは5ナンバーサイズを堅持することがわかっている。室内高の見直しなどでスペースの拡充が図られているとはいうが、現行モデルでも十分に広い。シートアレンジだって今でも決して古くなっていない。3年連続でミニバンナンバー1は伊達じゃないのだ。
新型ではエンジンを直噴化し、そのうえアイドリングストップ機構が設定されるともいわれている。省燃費には間違いなく貢献するだろうが、それが車両価格に反映されることは間違いない。価格は現時点では不明。しかし、セレナにはノア/ヴォクシーやステップワゴンなど、強力なライバルが存在。そのため装備を充実させたとしても簡単に高くはできないという事情もある。そんなわけで、ベーシックモデルで210万円程度〜という価格設定に大きな変化はないと予想する。となれば、今や必須のHDDナビ&バックカメラやパワースライドドア、サイドエアバッグといった各種安全装置を装備すれば、あっという間に購入総額300万円コースになる。これも間違いないだろう。
となると、購入コストが抑えられる中古車という選択も、はなから問題外とはいえなくなってくる。これまでの高い人気に支えられ、現行セレナは中古車が豊富だ。選び放題といっていい状況で、新車から3年落ちくらいまでの比較的程度のいいモデルも多い。その多くは価格200万円前後。走行2万㎞内外といったところで、これから本来の性能を発揮するといっていいレベル。
ファミリーユースだけに、インテリアの汚れ(子どもの食べこぼし)や、ボディのちょっとした擦りキズなどには注意する必要はあるものの、大きく損するような買い物にはならないはず。人気車だけに、そこからあと3年乗って売り値が残っていることも期待できそうだ。
もちろん、新しいセレナを見てから決めるのも悪くない。スペック上は現行モデルを上回る部分はあるだろう。ただ一方で間違いないのは、現行モデルにも依然として魅力があるということだ。
現行セレナでは、自発光式メーターや燃費情報を映し出す車両情報ディスプレイなどを設定した後期モデルであれば、装備的な不満は少ないはずだ
シートアレンジは現行型もよく考えられている。移動式のマルチセンターシートと前後左右に動くセカンドシートを組み合わせ、多彩なアレンジが可能
新型エルグランドにも採用されているアラウンドビューモニターは、現行セレナにもあり。死角をカバーし、取り回しをサポートしている
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(レポート:CORISM編集部)
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