中古車の信用を失墜させた「メーター巻き戻し」は過去の話。不正行為は今やきっちり監視されているのだ。※写真はイメージです。
中古車をダメにした「メーター巻き戻し」の真実
車検証には走行距離が記載されている。整備記録簿でも確認することができる。
中古車にまつわる誤解、まだまだある。ガリバーが実施した「中古車のイメージに関するアンケート」において、5位にランクインしているのが「走行距離が疑わしい」というもの。5位とはいえ39.7%(複数回答)という高い回答率。3人に1人は「中古車は信用できない」のだ。
中古車の価格を決める要素はいろいろある。そのなかでも走行距離は重要な項目のひとつ。どんなに高年式のクルマでも、走行距離の多いクルマの価値は低い。逆に走行距離の少ないモデルほど高く売れる。そこにつけ込んで悪徳業者が手を染めたのがメーターの巻き戻し。メーターをパネルごとはずして巻き戻し(あるいはメーターごと交換して)、走行距離を少なく見せかけるわけだ。整備記録簿を捨ててしまえば証拠も残らない。整備記録簿があっても、それ自体が偽造だったりすることもあるというから手が込んでいる(プロが見ればたいていは見破れる)。これはもうクレーム処理で済むような甘っちょろいモンじゃなく、立派な犯罪行為である。アンケート結果が示しているように、こういった不正行為が中古車のイメージを失墜させたのは事実だろう。
中古車の価格を決める要素はいろいろある。そのなかでも走行距離は重要な項目のひとつ。どんなに高年式のクルマでも、走行距離の多いクルマの価値は低い。逆に走行距離の少ないモデルほど高く売れる。そこにつけ込んで悪徳業者が手を染めたのがメーターの巻き戻し。メーターをパネルごとはずして巻き戻し(あるいはメーターごと交換して)、走行距離を少なく見せかけるわけだ。整備記録簿を捨ててしまえば証拠も残らない。整備記録簿があっても、それ自体が偽造だったりすることもあるというから手が込んでいる(プロが見ればたいていは見破れる)。これはもうクレーム処理で済むような甘っちょろいモンじゃなく、立派な犯罪行為である。アンケート結果が示しているように、こういった不正行為が中古車のイメージを失墜させたのは事実だろう。
ご安心を!不正行為は厳格に監視されている
中古車は信頼の置ける販売店で買うのが一番。走行距離が疑わしいクルマは扱わない。
業界の裏側に詳しい中古車ブローカーに話を聞くと「1台2万5000円で請け負っている業者もいるようだね。今じゃメーター表示がアナログからデジタルになってるから、作業は昔より簡単みたいよ。巻き戻しというか書き換える感覚らしい」とのこと。残念ながら、今も巻き戻し行為は行われているのが実情のようだ。
とはいえ、現在では車検証に走行距離が記載されるようになっており、数万㎞を一気に巻き戻すような極端な例は考えられなくなっている。記載されている走行距離がメーターよりも短ければ、メーター交換か巻き戻しが行われていることになるからだ。良質な中古車業者では走行距離が極端に違うクルマを扱うケースはほとんどない。
ガリバーなどでは自社やオークションデータと過去の取り引きデータと照合し、1台1台身元確認を行っているというから安心だ。また、1ヶ月以内なら返品できるサービスや、もしもの時の保証など、どれだけユーザーにとって便利なサービスがあるかも重要な選択肢のひとつ。
いつも同じ結論になってしまうのだけれど、ここでもやはり中古車は信頼できるお店で買うのが鉄則。
とはいえ、現在では車検証に走行距離が記載されるようになっており、数万㎞を一気に巻き戻すような極端な例は考えられなくなっている。記載されている走行距離がメーターよりも短ければ、メーター交換か巻き戻しが行われていることになるからだ。良質な中古車業者では走行距離が極端に違うクルマを扱うケースはほとんどない。
ガリバーなどでは自社やオークションデータと過去の取り引きデータと照合し、1台1台身元確認を行っているというから安心だ。また、1ヶ月以内なら返品できるサービスや、もしもの時の保証など、どれだけユーザーにとって便利なサービスがあるかも重要な選択肢のひとつ。
いつも同じ結論になってしまうのだけれど、ここでもやはり中古車は信頼できるお店で買うのが鉄則。
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