【ザ・対決 実燃費対決】「ホンダ フィット ハイブリッド」vs「日産マーチ」ROUND２　流れはいいけど、やっぱり頻繁に止まる 〜 対決テスト・都内編 [CORISM]

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【対決】2011/01/01
コンパクトカー ハイブリッド ホンダ マーチ 日産
ホンダ フィット・ハイブリッド ＆ 日産マーチ 走行風景

信号にとにかく引っかかる。何周もしていると同じところで必ず引っかかるので、少々イライラ

　皇居のまわりは、ひと口に都内の下道といっても、流れは部分部分で少々異なる。流れるところもあれば、渋滞しているところもあるし、そもそも信号にはよく引っかかる。つまりピッチリと止まってしまうわけではないけど、流れは悪いのは確かだ。実際、取材当日もクルマは多く、気持ちよく走るというのにはほど遠かった。
　まずはそこへ2台並んで出撃。離れては意味ないので、ひたすら2台揃って進む。低速に有利なハイブリッドと、止まらないと作動しないアイドリングストップだけに、どちらも得意なステージ内容のような気はするが、そういう意味ではいきなりメインステージでの対決となった感じ。結果は意外にハッキリと出たりして。どうなるでしょうか。

いきなり差が出た!　やっぱりシステムの違いが大きい

ホンダ フィット・ハイブリッド 日産マーチ
ホンダ フィット・ハイブリッド 燃費計

この数字でほぼ落ち着いたら、あとはほとんど変わらなかった
 日産マーチ 燃費計

この数字をどう見るか?　アイドリングストップでここまで稼いだか、アイドリングストップだとこの程度か。どっちだろうか
いきなりの約20km/L達成とは驚いた 健闘してはいるが、まあまあいい程度
　混んでいるところもあったのにこの数値とは、さすがハイブリッドと言うしかない。やはり、一番効いたのはアイドリングストップと、低速だとするEV走行。これをひたすら繰り返しているのだから、そりゃ燃費がよくて当たり前か。また燃費対決なので、直接は関係ないけど、クルマとして完成度が高いので運転するのが楽。確実に疲れにくかった。 　アイドリングストップを頻繁にするのはいい。でも、3気筒エンジンとの組み合わせもあり、再始動するときの振動が結構あって、正直疲れた。また非力ではあるので、信号が変わって、スタートして、前が空いているときの加速で、頑張ってしまうことも多々あり。そうなると、一気に燃費はダウン。14.8km/Lという数字自体はもちろんいいけど、期待が大きかった分、もう少しいってもよかったのでは。
ホンダ フィット・ハイブリッド 走行風景
ホンダ フィット・ハイブリッド 走行風景
日産マーチ 走行風景
日産マーチ 走行風景

肝心の実用域でいきなり差が出てしまうとは

ホンダ フィット・ハイブリッド 日産マーチ
都内編 ハイブリッドだけに、EV走行が少しでもできると大きな違いが出る。アイドリングストップだけでは、ここまでの数値が出たかというと、多分出なかったのでは。静かだし、加速の伸びも気持ちよかった。 ブルンとかかって、ガーっと加速、というのは渋滞している部分だと結構疲れる。アイドリングストップだけということを考えると、健闘と言っていいかもしれないけど、ライバルと比較すると厳しいのは確かだ。
TOTAL 10 点 6 点

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（レポート：CORISM編集部）

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