祝!55周年、赤レザーシートの555台限定車55th Limited登場【日産スカイライン新車情報】 [CORISM]

はてなブックマークに追加 Googleブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録
【日産】2011/12/20

ファンなら即買い、それ以外はお買い得感の少ない限定車

日産スカイライン55th Limited
 日産は、スカイラインの生誕55周年を記念し、セダンに期間/台数限定特別仕様車「55th Limited」を設定し、12月19日より発売する。

 日産スカイライン55th Limitedは、370GT Type SP、250GT Type P、250GT FOUR Type Pをベースとし、アニバーサリーレッド本革シート(前席ヒーター付)に55周年記念刺繍(前席)を施し、特別仕様車専用外板色を設定。モデルは555台限定で販売し、2013年4月30日受注分までの販売となる。また、それ以前に、注文が555台を上回った場合は、その時点で受付終了となる。

 また、スカイラインクーペの生誕55周年記念車は、2012年2月頃の発売を予定している。

 今回の日産スカイライン55th Limitedという限定車、内装がレッドのレザーと専用ボディカラー以外は、とくに目新しいものはない。また、ベース車から10.5万円ほど高価になっている。専用ボディ色を無視すると、10.5万円アップでレッドのレザーシートが装着されることになるのだが、微妙なのはベース車もレザーシートが標準装備されているのだ。そうなると、どうしてもレッドのレザーシートが欲しい、限定車という特別感が欲しいというユーザーでなければ、正直なところお買い得感は少ない。

 2006年にデビューしたスカイランは、すでに6年目に突入。モデルサイクルを6年とするならば、2012年にフルモデルチェンジの時期。ただ、日産はメルセデス・ベンツと提携することを公表している。現在のFR用プラットフォームをキャリーオーバーし次期スカイラインに使用しないのなら、プラットフォームをメルセデスと共用する可能性も否定できない。その場合、モデルサイクルが長くなり2013年以降という可能性も十分にある。また、2013年4月30日受注分まで限定車を売るというメッセージから、この期日まで新型スカイラインは出ないという見方もできなくはない。国内では、苦戦を強いられるスカイラインだが、歴史を持つモデルだけに期待は高まる。

<日産スカイライン55th Limited価格>

・370GT Type SP 55th Limited    4,515,000円
・250GT Type P 55th Limited     3,990,000円
・250GT FOUR Type P 55th Limited  4,221,000円

日産スカイライン55th Limited

【関連記事】

(レポート:CORISM編集部

【オススメ記事】