12月発売の電気自動車「日産 リーフ」に会員制サポートプログラムを設定

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【日産】2010/09/22

 

2010年12月より国内での市販を開始する「日産 リーフ」[ボディカラー:ラディアントレッドパールメタリック]

個人向け「日産 ゼロ・エミッション サポートプログラム」と法人向け「日産 EV 法人メンテナンスサービス」の2種類を用意

「日産 リーフ」[ボディカラー:ホワイトパール]

[ボディカラー:ホワイトパール]

 日産自動車と日産フィナンシャルサービスは9月21日、12月に販売を予定する100%電気自動車「日産 リーフ」の発売に向け、ユーザー向けの会員制サポートプログラムを開発した。個人ユーザー向けの「日産 ゼロ・エミッション サポートプログラム」と、法人向け「日産 EV 法人メンテナンスサービス」の2タイプが用意される。リーフに標準搭載されるカーウィングス専用車載通信ユニット「TCU」(Telematics Comunication Unit:テレマティクスコミュニケーションユニット)を通じて、外部の携帯電話やパソコン上からリーフのバッテリー状態のチェックやリモート充電、エアコン設定といったITサポート、車検などのメンテナンスサポート、EVカーライフのサポート、エマージェンシーサポートなど、リーフユーザーに対しあらゆる面でのサポートを行う。

個人ユーザー向けの「日産 ゼロ・エミッション サポートプログラム」は日産カードの付帯サービスととして提供され、5年間の契約で月々1500円の会費を予定する。TCUを通じ充電スポットの最新情報や、充電時から遠隔操作でエアコン起動を行う「乗る前エアコン」の設定などでドライバーをサポートする。またメンテナンスサポートや、日産レンタカーが50%オフで年6日まで利用できるなどの特典、万が一の際の365日24時間体制でのオペレーターサービスなど盛り沢山の内容となっている。
いっぽう法人向け「日産 EV 法人メンテナンスサービス」は、日産ディーラーでの整備費用や消耗品の部品代や費用を含めたEV(電気自動車)専用車両フルメンテナンスに、個人ユーザー向けサポートプログラムをベースに走行距離に応じたCO2削減データを提供するなどのレポートサービスを追加するもの。なお契約は、走行距離や契約期間に応じて異なる料金設定となる。

「日産 リーフ」[ボディカラー:スーパーブラック]

[ボディカラー:スーパーブラック]

リーフの市販仕様を発表 ~グレード構成は「X」と上級版の「G」の2タイプに~

「日産 リーフ」[ボディカラー:ブリリアントシルバーメタリック]

[ボディカラー:ブリリアントシルバーメタリック]

 日産はサポートプログラムの発表と同時に、12月に発売される「日産 リーフ」のグレート体系についても明らかにした。設定されるグレードは「X」と上級版の「G」。全車にEV専用カーウィングスナビゲーションシステムや16インチアルミ、インテリジェントキー、車両接近通報装置、VDC、充電ケーブルといった快適・便利機能が標準装備される。このほかGグレードにはナビなどに使用される12Vバッテリーへの補充電を行う太陽光発電「ソーラーセルモジュール」やASCD(オートスピードコントロール装置:クルーズコントロール)、バックビューモニター、トノカバー、ETCユニットなどが追加される。ボディカラーは、新色のアクアブルー3コートパールを始めとする全5色。アクアブルーとホワイトパールは特別色となり、42,000円のプラスとなる予定だ。
なお販売価格は「G」が406.0万円、「X」が376.0万円を予定する。なお政府補助金が約77万円となる予定で、その場合の価格は「G」が329.0万円、「X」が299.0万円となる。

また日産では、全国の全日産ディーラー約2200店舗中、9月21日時点での急速充電器設置が181店舗になったことを発表した。また今後、全国の全日産ディーラー約2200店舗に200Vの普通充電器を2基ずつ設置し、12月の発売時点までに約4400基の体制とし、急速充電器の設置と合わせユーザーへのサービス体制を確立する予定だ。

「日産 リーフ」[ボディカラー:アクアブルー3コートパール(新色)]

[ボディカラー:アクアブルー3コートパール(新色)]
「日産 リーフ」
「日産 リーフ」 インパネ周り


[日産リーフ スタートアップサウンド3種:日産自動車]


[the new car コンセプトムービー:日産自動車]

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(レポート:CORISM編集部

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