トヨタ ハリアー新車情報・購入ガイド 一部改良と、豪華でスタイリッシュな特別仕様車Style MAUVE(スタイル モーヴ)を設定 [CORISM]
一部改良ではトヨタの自動ブレーキ、トヨタ セーフティセンスの装着は見送り。特別仕様車は上質感のある仕上がり!
トヨタ ハリアーは、2014年1月に発売された。初代ハリアーは、北米で売られていたレクサスRX と同じモデルだった。そうしたこともあり、国内のハリアーも高級SUVとして認知され人気モデルとして確立。その後、レクサスRXがフルモデルチェンジされ3代目となった。しかし、同じモデルがハリアーとして国内に投入されることは無かった。そのため、2代目ハリアーは、なんと9年もの間、国内で販売されるロングセラーモデルとなる。
そんな経緯もあり、3代目ハリアーはレクサスRXとは完全に決別した。決別したと言っても、先代ハリアーの良さは継承し、より日本で使いやすい高級SUVとなった。搭載されるパワーユニットは、2.5Lハイブリッドと2.0Lガソリンを用意。ハイブリッド車 は、21.4㎞/Lという低燃費を誇る。
今回の一部改良では、PREMIUM“Advanced Package”に、運転席から車両を透かして外を見るような映像を表示するシースルービュー機能を追加したパノラミックビューモニターや、安心で快適なドライブを支援するT-Connect SDナビゲーションシステムを採用し、高級SUVらしく利便性を高めている。
安全装備面では、GRANDにプリクラッシュセーフティ(オプション)の設定を拡大。トヨタは、こうした安全装備の装着が大きく遅れている。自動ブレーキ関連の安全装備トヨタ セーフティセンスも、今回の改良でも装着が見送られた。高級車なので、せめて、プリクラッシュセーフティくらいは用意していた方がよい、ということなのだろうが、もう旧世代の装備ですら標準装備ではなく、オプション設定というのがいかにもトヨタらしい。今や軽自動車 のスズキ スペーシア でさえ、歩行者を検知し自動ブレーキを作動させる装備が約8万円で装備できる時代だ。残念ながら、ハリアーは高級SUVながら、安全装備面では軽自動車以下ということになる。
そのほか、外板色には新色ブラッキッシュアゲハガラスフレーク(オプション)を含む全7色を設定した。
ハリアーは、一部改良と同時に、PREMIUMをベースに、特別仕様車 PREMIUM“Style MAUVE(スタイル モーヴ)”、PREMIUM“Advanced Package・Style MAUVE”を設定した。
この特別仕様車の内装は、インストルメントパネル、ドアトリムなどに専用内装色スティールモーヴを採用。随所にダークバイオレットのステッチを施すとともに、ダークバイオレットのシートベルト、ピアノブラック調の本革巻き3本スポークステアリングホイール、ファシネイトブラック加飾のシフトパネル、アルカンターラのシート表皮(メイン材)を採用。なかなか上品で上質な雰囲気になっている。
さらに、装備も充実。運転席8ウェイ&助手席4ウェイパワーシート(運転席4ウェイ電動ランバーサポート付)&マイコンプリセットドライビングポジションシステム(ステアリング・シート)や快適温熱シート(運転席・助手席)など、より豪華な装備がプラスされている。
その他、ブラック塗装に切削光輝を施した専用18インチアルミホイールを特別装備。外板色には特別設定色レッドマイカメタリックを含む全5色を設定した。
この特別仕様車PREMIUM“Advanced Package・Style MAUVE”のハイブリッド車の価格は4,692,109円となっている。ベースとなるPREMIUM Advanced Packageの価格が4,591,963円なので、約10万円のアップとなる。価格アップ相当の装備で、お買い得感は無い。
ハリアーの場合、快適温熱シートを選択すると本革シートなどもセットとなり239,760円となる。本革は必要ないが、快適温熱シートは欲しいという顧客向けともなる特別仕様車でもある。
トヨタ ハリアー特別仕様車Style MAUVE(スタイル モーヴ)価格
・PREMIUM“Style MAUVE”(2.0L) 2WD 3,237,055円/4WD 3,431,455円
・PREMIUM“Style MAUVE”ハイブリッド E-Four(電気式4輪駆動) 4,132,473円
・PREMIUM“Advanced Package Style MAUVE”(2.0L) 2WD 3,797,673円/4WD 3,992,073円
・PREMIUM“Advanced Package Style MAUVE”ハイブリッド E-Four(電気式4輪駆動) 4,692,109円
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