みなさん、こんにちは。
高浦めぐみ です。

この度、日産グローバル本社 で行われた
「エクストレイル・ハイブリッド」 のエコラン ＆オフロード試乗会に
行ってまいりました！

普段の車がNC型ロードスター なので、エクストレイルのようなSUV はとても新鮮です！

といことで、集合は横浜の日産グローバル本社。

この日産本社から、山梨県富士河口湖町「おいしいキャンプ場」まで、日産エクストレイル ハイブリッド でエコランです。いわゆる、燃費競争です。

簡単に今回試乗するエクストレイルハイブリッドの説明、
エコランの運転ポイントを伝授していただきました。

高浦めぐみ23歳、
人生初のエコランな訳で・・。

とりあえず、エクストレイル ハイブリッドのエコランポイント！

１、発進時〜50km/hは意識してモーター走行。

２、ふんわりブレーキを使い、急ブレーキは避けること。
停車中はブレーキをしっかり踏むこと。

３、坂の頂上手前からアクセルオフ。惰性で進む。

４、1200〜2000rpmを意識して走る。

５、電池を「貯めて→使う」を繰り返す。

以上の５点を心がければ、きっと素敵な燃費が出るはず！

この走り方はすれば、エクストレイル ハイブリッドのカタログ燃費値20.0㎞/Lが出せる？

エコラン競争のルールは、日産本社〜山梨県「おいしいキャンプ場」までの
道のりをいかに良い燃費で走行できるか。燃費が同じだった場合は、EV走行 の距離で順位を決めるとのことでした。

もはや、高浦は高速道路を慣れないクルマで走ることが不安でなりません。

そんな髙浦が、自動車専門メディアの方々と燃費を競うんですよ！ CORISMチームがエコランした日は8メディアが参加。全日程で24チームが参加します。

日産本社をスタートすると、まず、首都高速のみなとみらいから高速に乗ります。ここから、保土ヶ谷バイパスを経由して、東名高速の横浜ICを目指します！ 試乗したのは4WD車 でしたが、エコランなのでALL MODE 4×4 - iは2WD モードにしてスタートです。

発進時〜50km/hは、意識してモーター走行と言われても、アクセルを10％くらい踏んだだけでエンジンはすぐに始動してしまいます。とにかく、右足に全神経を集中して、アクセルをじわぁぁぁっと踏みながら走ります。

このエクストレイル ハイブリッドには、協調回生ブレーキと呼ばれるものがあります。アクセルを戻すと走行エネルギーを回生して充電するのは普通に良くある話。さらに、協調回生ブレーキは、通常時ドライバーがブレーキを踏んでいても、油圧のブレーキは作動せず、モーターの回生する抵抗で速度を落とすのです！ ちょっと、ブレーキを踏んだ時のフィーリングは普通のクルマと違うと思ったのは、こうした機能が付いていたんです！ この協調回生ブレーキが地味にエネルギーを回生し電力にしてバッテリーに貯めるから、モーター走行が可能なんですね！

首都高速から保土ヶ谷バイパス、東名横浜IC間は、とにかく交通量が多い！ 思うように走れません。ストレスは溜まりまくり！

えっ？ この間の燃費ですか、なかなか上手くアクセル操作ができなくて、15㎞/L台という状態・・・。横浜ICからゴールまでは、ひたすら登り坂。とうなることやら・・・。

ゴール地点までのルートはお任せということなので、CORISMチームは新東名で新富士ICを目指します。海老名SA付近になると、ちょっとコツをつかみました！ 走行速度は90㎞/h位で、一番左車線を走りました。

比較的平坦な道で、エンジンの力があまり必要のないときは、アクセルを一旦オフにします。そうすると、エクストレイル ハイブリッドは、エンジンが停止するんです。そのままだと、速度がドンドン落ちていくので、エンジンが停止したのを確認してから、アクセルをじわぁぁぁと踏むとモーターだけで走れるんですよ！ これで、ガソリンを使わず走れ燃費が向上しました。結構、簡単ですよ！

厚木IC付近になると、燃費は18.0㎞/Lくらいまで上がっていました。

ですが・・・。なんと、助手席の編集長が、いつの間にかポチっとエアコンをONに・・・。エコランって、エアコンOFFって言ってませんでしたっけ？ 燃費悪くなるじゃないですか！

新東名に入ると、道が空いているためエコランの極意、電池を「貯めて→使う」を繰り返す、が上手く使えました。新富士まで、やや下り坂があったため燃費は徐々にアップ。なんと、新富士ICを出る頃には20.0㎞/Lを超えていました！

ただし！ 新富士ICを出てからは、ゴールまでひたすら登り坂！ とにかく登り坂！！

燃費、良くなるわけないじゃん！ まぁ、グチっても仕方ないですけど・・・。

登り坂では、さすがのエクストレイル ハイブリッドとはいえ、モーターだけでの走行は難しく、すぐにエンジンがかかってしまいます。後方のクルマにあまり迷惑をかけるわけにいかないので、ついついブイーンと走っちゃうことも度々・・・。

そんなこんなで、約3時間走行し、ようやくゴール！

さて、結果。

今回はさらっと言っちゃいますが、エコランは8メディア中、奇跡の2位でした！！！　燃費は18.0㎞/L！　この日、1位のチームは18.1㎞/Lだったので、わずか0.1㎞/L差・・・。

チームCORISMに、ハイブリッドの神が降臨されました。

ちなみに喜んでますが、4日間の合計結果はまぁまぁ、28組中14位（笑）

ですが、そこそこ悔しいです。1位は19.4㎞/Lなので、さすがに無理かもしれなかったですが、編集長が、エアコンのスイッチを入れなければ・・・。10位以内には入れたかも・・・・。

道中のBGMは毎度おなじみ編集長の3Dサウンド（半ギレ）講座でした。

「スピード出しすぎ〜」　「燃費下がってきてるよ〜」

「モーター使えてないよ〜」　「あーあ、エンジンかかっちゃったよ〜」

・・・ってね。

それにしても、日産エクストレイル ハイブリッドの寛容さには驚きです。素人女子、初のエコランの髙浦でさえ、18.0㎞/L！ それも、自動車専門メディアの皆さんに混じっての成績。ちょっと自慢したっていいですよね？

まぁ、普段の運転で、ちょっとしたコツさえつかめば、女性ドライバーだってこれくらいの燃費は出るっことです！　皆さん、試してみてくださいねぇーーー！

■日産エクストレイル ハイブリッド価格
●2WD
・20X HYBRID“エマージェンシーブレーキパッケージ” 2,804,760円
●4WD
・20X HYBRID“エマージェンシーブレーキパッケージ” 3,011,040円
・20X HYBRIDエクストリーマーX“エマージェンシーブレーキパッケージ” 3,216,240円
・20X HYBRIDブラック エクストリーマーX“エマージェンシーブレーキパッケージ” 3,240,000円

定員［人］5人

代表グレード	日産エクストレイル 20X HYBRIDエマージェンシーブレーキパッケージ 2WD
ボディサイズ［mm］（全長×全幅×全高）	4,640×1,820×1,715mm
車両重量［kg］	1,570kg
総排気量［cc］	1,997cc
エンジン最高出力［kw(ps)/rpm］	108（147） / 6000rpm
エンジン最大トルク［N・m(㎏-m)/rpm］	207(21.1) / 4400rpm
モーター最高出力	30kW(41PS)
システム全体［kw（ps）］	138kW(188PS)
ミッション	CVT
JC08燃料消費率［km/L］	20.6km/L
価格	2,804,760円
レポート	髙浦めぐみ
写真	編集部