第33回2012-2013日本カー・オブ・ザ・イヤーは、クリーンディーゼルで評判のマツダCX-5に決定!(最終選考会・開票式レポート) [CORISM]
ガンダムが見守る中、今年の10ベストカーが集結!栄冠は誰の手に?
今年の会場に選ばれたのはこの4月にオープンしたばかりの真新しい商業施設、ダイバーシティ東京プラザ。「劇場型都市空間」を標榜する、お台場最大級のショッピングモールです。日本初お目見えのお店あり、お菓子メーカーのアンテナショップありとフツーのショッピングモールとしてみてもけっこう面白い場所なのですが、なんと!ここにはガンダム関連施設(ガンダムフロント東京)があって建物の前には巨大なガンダムの像(しかも一部可動!)が立っているんですねー。
まさに授賞式にふさわしい、華やかでワクワクしちゃう施設でした。そんな素敵な会場に最終選考に残った10ベストカーが集結し、ガンダムに見守られながら第33回日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考会・開票式は始まったのでした。
緊張の中開票開始!国産車、輸入車それぞれ一騎討ちの展開!
最初にそれら10ベストカーの受賞式が行われました。司会は昨年に引き続きDJのピストン西沢さん。風邪を引き、点滴を打っての登場とのことでしたが38度の熱があるとは思えないほど軽妙洒脱なトークで司会進行していきます。ちなみにピストン西沢さん、選考委員の一人でもあることから司会はノーギャラでやっている、とのこと。
10台のメーカー関係者の皆さんに記念の盾が手渡され記念撮影が終わった後、いよいよ最終選考の開票式が始まりました。こちらも昨年と同じく、選考委員一人一人の投票結果を名前のアイウエオ順に紹介していきます。
20人の投票結果が紹介されたところで、最初の途中結果を表示。意外にも話題のトヨタ・86/スバル・BRZは最高点の10点を獲得することが少なく、まんべんなく点を得てはいましたがこの時点で100点と、124点を集めたマツダ・CX-5に次ぐ2位に。その後40人開票時、50人開票時と2回途中結果が表示されましたがその傾向は最後まで変わらず、1位との差はジリジリと開いていきました。
開票終わってノーサイド!お互いの健闘を讃えつつ来年の賞獲得を誓う! マツダCX-5の評価は高かった!
■【マツダCX-5(ディーゼル車)試乗記】クセになる大トルク420Nm
■マツダCX-5新車情報 CX-5試乗記、燃費、評価記事リンク集
受賞の挨拶に立ったマツダの藤原清志執行役員は、「2006年にSKYACTIVのコンセプトに取り組み始めてからここまで本当に長かったが、CX-5という大きな子供が生まれてこのように評価されたことを本当に感謝している。今回感じたのはフォルクスワーゲン・up!からはしっかりしたいい小型車を、ランドローバー・レンジローバーイヴォークからは素晴らしいデザインで文化の香りがする車を、BMW 3シリーズからはディーゼル 車でもっといい車を作れという日本のメーカーへのメッセージだった。その中でトヨタとスバルが86/BRZというスポーツカーを出してワクワクさせてくれた。マツダも次はスポーツカーで賞を取りたい」とライバル車を讃えつつ受賞の喜びを語っていました。
インポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したのはBMW 3シリーズでした。「日本で唯一、ガソリン車、ディーゼル車、アクティブハイブリッド車と3つのパワートレインを揃え、全車エコカー減税対象とするなど日本市場に合わせたチューニングを行なってきたことが評価された。今後も日本市場を向いた商品企画を進めていきたい。」と冷静に勝因分析をされていました。
そして実行委員会特別賞はトヨタ・86/スバル・BRZ。「スポーツカーでありながらこれだけ高い評価を頂いたことが本当に嬉しい。これからはこの車をさらに磨いて行きたい。今回の受賞は世界中の車好き、自動車カルチャーに対する日本の自動車業界からの非常に強いメッセージ発信の始まりである。」という力強いコメントを残していました。
今年も甲乙つけがたい車が並び、最後までハラハラ・ドキドキした日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考会・開票式。あなたも選考委員の一人になったつもりでぜひ点を配分してみて、60人の選考委員が迷いに迷い、真剣に頭を悩まして投票した点の集積である今回の結果と比較してみて下さい。そうじゃないと次にそういうことが楽しめるのは1年後、ですよ。
<各選考委員の配点表はコチラ>
■2012-2013日本カー・オブ・ザ・イヤー投票結果一覧
<10ベストカーの解説&評価一覧>
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