日産は、9月30日から始まるフランス・パリモーターショーで、EV(電気自動車)のコンセプトカー「Townpod(タウンポッド)」を出展する。現時点で明らかにされているのはこのヘッドランプと思われるアップの写真1点のみで、全体像は見えてこない。

【続報：2010/10/01追加】
■日産、パリモーターショーで癒し系EVコンセプトカー「Townpod(タウンポッド)」世界初公開[2010.10.01/CORISM]

　日産から発表されたプレスリリースによると『日産のゼロ・エミッションモビリティを、新しい世代の、創造的な個人起業家に向けて提案することを狙いとした、これまでにないフレキシブルな使い勝手とスマートなスタイリングを持った、乗用車と商用車のカテゴリーを越えるコンセプトカーである。』とだけ記されている。アライアンスを組むルノーの人気モデル「カングー」のようなクルマなのか、あるいは日産の「NV200バネット」を進化させたようなモノスペースなのか全く不明だが、いずれにせよ貨客両用のモデルのようだ。日産では「リーフ」を皮切りに次いで3車種のEVを順次追加していくことを明らかにしているが、今回発表のTownpod(タウンポッド)がその第2弾(を暗示するコンセプトカー)なのかどうかについても明らかにされていない。

　なお日産ではこのほか、欧州で来年初頭に市販される電気自動車「リーフ」をはじめ、すでに欧州でも2010年より発売が開始されている「マイクラ(日本名：マーチ)」、「ジューク」「エクストレイル」(マイナーチェンジモデル)などの欧州市場ラインナップを展示する。