マイナーチェンジされたフィット。人気の中心はハイブリッドだ。その選び方やリセールバリューをチェック!
もはやフィットの70%以上がハイブリッドに!
30㎞/Lという低燃費に加え159万円という価格が魅力的。もはやクルマはハイブリッドが当たり前の時代になったといえる。
2010年8月にマイナーチェンジを行ったフィットが好調。発売から約2週間で累計受注台数は2万1000台にも達しているが、その人気を牽引しているのが、ほかでもないハイブリッド。全受注台数のじつに71%がハイブリッドで占められている。
その理由はやはり価格だろう。1.3Lモデルの123万円(13G)、1.5Lモデルの149.8万円(15X)に対し、ハイブリッド車としては最安値となる159万円。これは非常に魅力的な価格設定だ。気になる燃費は、1.3Lが22㎞/L、1.5Lが20㎞/L、そしてハイブリッドが30.0㎞/L(いずれも10・15モード)。走れば走るほどイニシャルコスト(初期負担)を帳消しにていく燃費の良さがポイントになる。とはいうものの1.3Lと1.5Lだって燃費性能は優秀。使い方よってはハイブリッド購入よりも有利なケースも出てきそうだ。このあたりは各位きっちり検討したほうがいいだろう。
また、後席中央に3点式シートベルトやヘッドレストが装備されていないなど、安全装備を軽視している傾向にあるのが残念なポイントだ。欧州や北米仕様車には標準装備されているのに、日本仕様では取り外されている。フィット・ハイブリッドを購入検討しているユーザーは、ハイブリッドという先進技術をアピールするものの、安全装備では後進しているという現状を理解してから購入検討して欲しい。
その理由はやはり価格だろう。1.3Lモデルの123万円(13G)、1.5Lモデルの149.8万円(15X)に対し、ハイブリッド車としては最安値となる159万円。これは非常に魅力的な価格設定だ。気になる燃費は、1.3Lが22㎞/L、1.5Lが20㎞/L、そしてハイブリッドが30.0㎞/L(いずれも10・15モード)。走れば走るほどイニシャルコスト(初期負担)を帳消しにていく燃費の良さがポイントになる。とはいうものの1.3Lと1.5Lだって燃費性能は優秀。使い方よってはハイブリッド購入よりも有利なケースも出てきそうだ。このあたりは各位きっちり検討したほうがいいだろう。
また、後席中央に3点式シートベルトやヘッドレストが装備されていないなど、安全装備を軽視している傾向にあるのが残念なポイントだ。欧州や北米仕様車には標準装備されているのに、日本仕様では取り外されている。フィット・ハイブリッドを購入検討しているユーザーは、ハイブリッドという先進技術をアピールするものの、安全装備では後進しているという現状を理解してから購入検討して欲しい。
リセールバリューも当面は高値を維持。乗り換えも安心だ
ハイブリッド人気の追い風になりそうなのがリセールバリューの高さ。中古車販売最大手のガリバー自動車研究所は、3年後のリセールバリューを54%〜71%と少々幅の広い予想を出した。それは、しばらくの間ハイブリッドの人気は当面続くことが予想されるため、買いの1台であることは間違いない。しかし、今後は多くのフィット・ハイブリッドが市場に出回ることも予想されるため、中・長期的に見ると不透明な部分もあるようだ。つまり、あまりの人気で中古車市場にフィット・ハイブリッドがあふれてしまうと価値が下がり、通常のフィットと同等のリセールバリューになる可能性もあるということだ。
さて、フィット・ハイブリッドの装備類を検討してみよう。フィット・ハイブリッドには標準仕様(159万円)をベースとし、さらに装備を充実させた2タイプが用意されている。「スマートセレクション(172万円)」と「ナビプレミアムセレクション(210万円)」の2車がそれ。
スマートセレクションは標準仕様に加えて、ディスチャージヘッドライト、Hondaスマートキーシステム、室内装飾などが追加装備となる。ナビプレミアムセレクションは、スマートセレクションの装備に加えて、HDDナビ、ETC車載器、VSA(ABS+TCS+横すべり抑制)、セキュリティアラーム、運転席&助手席シートヒーター、パドルシフト付き本革巻ステアリング、15インチアルミホイールなどが追加される。上級仕様のほうが充実が装備しているのは当然だが、標準仕様でも、ディチャージヘッドライトとスマートキーがレスになってしまうことを除けば、不満は少ないはず。VSAやサイドエアバッグ&カーテンシールドエアバッグ、HDDナビなどは標準仕様でもオプションで選べるので、予算に応じて装備を追加していくというのもありだろう。
さて、フィット・ハイブリッドの装備類を検討してみよう。フィット・ハイブリッドには標準仕様(159万円)をベースとし、さらに装備を充実させた2タイプが用意されている。「スマートセレクション(172万円)」と「ナビプレミアムセレクション(210万円)」の2車がそれ。
スマートセレクションは標準仕様に加えて、ディスチャージヘッドライト、Hondaスマートキーシステム、室内装飾などが追加装備となる。ナビプレミアムセレクションは、スマートセレクションの装備に加えて、HDDナビ、ETC車載器、VSA(ABS+TCS+横すべり抑制)、セキュリティアラーム、運転席&助手席シートヒーター、パドルシフト付き本革巻ステアリング、15インチアルミホイールなどが追加される。上級仕様のほうが充実が装備しているのは当然だが、標準仕様でも、ディチャージヘッドライトとスマートキーがレスになってしまうことを除けば、不満は少ないはず。VSAやサイドエアバッグ&カーテンシールドエアバッグ、HDDナビなどは標準仕様でもオプションで選べるので、予算に応じて装備を追加していくというのもありだろう。
IPU(インテリジェント・パワー・ユニット)を荷室下に収め、フィットならではの居住性やシートアレンジといった優れた特徴は、いささかも失われていない。
ハイブリッドシステムはホンダ独自のIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)。1.3Lエンジンとモーターの組み合わせは、すでにインサイトで定評のあるシステム。
専用メーカーオプションのHDDインターナビシステムは、多彩なルート配信可能なインターナビ・ルートとエコアシストの機能を採用。通信費無料で利用できるリンクアップフリー。
【関連記事】
- 12月下旬デビュー!【直前スクープ!!】新型トヨタ ヴィッツは26km/L超の低燃費!? フィット・ハイブリッドに肉薄か
- 【ホンダ 新型フィット ハイブリッド 試乗記】早くも大人気の最安値ハイブリッドは買いか否か!?
- 【ホンダ 新型 フィット 試乗記】ハイブリッドだけがフィットにあらず! ガソリンモデルの成熟度をチェック
- 【スクープ!】ヴィッツ級ハイブリッド車は「ヴィッツ」にあらず! トヨタ、ヴィッツ級ハイブリッド車は新ブランドに決定か
- 【スバル 新型 トレジア 新車情報】トヨタの力を借りてスバルがコンパクトカー市場へ参入
- 【トヨタ 新型 ラクティス 新車情報】ライバルはフィット、それともフリード スパイク!?
(レポート:CORISM編集部)
【オススメ記事】
- 三菱エクリプスクロス試乗記・評価 さすが4WDの三菱! 豪快にリヤタイヤを振りだすような走りも楽しめる絶妙なS-AWCに脱帽!【レビュー】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.6】 日差リーフの実電費チェック! (一般道編)コツコツ電費を稼ぐe-Pedal【評論家ブログ : 日産リーフ】
- メルセデス・ベンツSクラス新車情報・購入ガイド 約20年振りの直6エンジンに、ISGを組みあわせた次世代エンジンを搭載!【ニュース・トピックス】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.5】 日差リーフの実電費チェック! (高速道路編)実電費アップは、こだわりの空力性能にあり!【評論家ブログ : 日産リーフ】
- 三菱エクリプスクロス新車情報・購入ガイド スタイルに走り、装備とスキ無しの完成度を誇るコンパクトSUV。ガソリン車だけしかないことが、唯一の弱点?【ニュース・トピックス】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.4】 30歳代クルマ好き女性、初めての電気自動車! その評価は?【評論家ブログ : 日産リーフ】
- 日産セレナe-POWER新車情報・購入ガイド ついに、シリーズハイブリッドシステムを搭載したセレナ! 5ナンバーミニバン、ハイブリッド車戦争へ加速!!【ニュース・トピックス】
- マツダCX-8試乗記・評価 際立つ運転のしやすさ! こだわりの「躍度」を雪上でチェック!【レビュー】
- 日産テラ(TERRA)新車情報・購入ガイド ナバラベースのSUV中国でデビュー! 日本への導入は?【ニュース・トピックス】
- フォルクスワーゲン パサート新車情報・購入ガイド 遅れてきた大本命! クリーンディーゼルエンジンを搭載したTDIデビュー!!【ニュース・トピックス】
CORISM公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!