2013-2014日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカー決定! ナンバー1は、11月23日東京モーターショー会場で決まる!! 10ベストカーを評価一覧 [CORISM]
今年のナンバー1カーは、どれだ!? まずは、栄光の10ベストカーが決定!!
10ベストカーは、国産&輸入車全38台のノミネート車の中から選考される。その38台のノミネート車の中から、自動車評論家・ジャーナリスト・一般有識者からなる60名の選考委員が選出する。
「第34回2013-2014 日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカー(第一次選考対象車)」は以下のとおり。
(掲載はノミネート順)
●トヨタ自動車株式会社 トヨタ クラウン【ロイヤル/アスリート/マジェスタ】
●本田技研工業株式会社 ホンダ フィット/フィットハイブリッド
●マツダ株式会社 マツダ アテンザ
●三菱自動車工業株式会社 ミツビシ アウトランダーPHEV
●富士重工業株式会社 スバル SUBARU XV HYBRID
●フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社 フォルクスワーゲン ゴルフ
●メルセデス・ベンツ日本株式会社 メルセデス・ベンツ Sクラス
●ビー・エム・ダブリュー株式会社 MINI ペースマン
●フィアット クライスラー ジャパン フィアット パンダ
●ボルボ・カー・ジャパン ボルボ V40
まずは、10ベストカーをご紹介!
トヨタ クラウン【ロイヤル/アスリート/マジェスタ】
14代目新型トヨタ クラウンの開発コンセプトは「革新への挑戦」。そのコンセプトのもとに、まず、デザインが大きく変化した。とにかく、フロントフェイスの変貌ぶりには、現クラウンオーナーの賛否両論も覚悟の上の大胆なものとなった。ロイヤル系は逆台形で王冠を意識したグリルが特徴的で、上品さを重視した今までのモデルより押し出し感ある個性をアピールしている。ショルダー部分の面の張りも強調され、筋肉質なたくましいスタイルとなった。また、全高を先代モデルより10mm下げたことで、より低重心なフォルムとなっている。
コンフォート系のロイヤルでさえ、これだけアグレッシブなスタイルなので、アスリート系は、さらにパンチの効いたディテールがプラスされた。グリルの縦枠部分は、落雷をモチーフにしたようなものへと変更。ヘッドライトの一部をスモーク塗装にするなどし、一層強面さを強調している。さらに、ロイヤルよりさらに10mm車高は下げられ、低重心化によるスポーティな走りを期待させるデザインとなっている。
<トヨタ クラウンハイブリッド試乗評価>
直列4気筒2.5Lエンジン+ハイブリッドというと、すぐに頭に思い浮かぶのはカムリだ。2AR型というエンジン型式やボア×ストロークも同じだから、横置きを縦置きに変更しただけと思うかも知れない。
でも、実際にはカムリ用とクラウン用では中身に大きな違いがある。全く違うエンジンと考えたほうが良いくらいだ。型式も厳密に言うと、カムリ用が2AR-FXE型であるのに対し、クラウン用は2AR-FSEとなる。
このエンジンは、新型クラウンハイブリッド専用に開発されたもので、D4-Sの直噴仕様であるほか、アトキンソンサイクルやクールドEGRなど、今のトヨタが持つさまざまな最新環境技術を盛り込んだ。そのエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせることで、極めて効率の高いパワートレーンに仕上げている。
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ホンダ フィット/フィットハイブリッド
走行したテストコースは、欧州の郊外路をイメージしており、道幅は狭くアップダウンも多い。正直、燃費にはキツイ印象だ。フィットハイブリッドに乗り込み、イグニッションをオン。ホンダ車としては、初となるシフト・バイ・ワイヤが採用されたシフトノブをDレンジに入れる。このフィットハイブリッド専用のシフトノブのデザインは、なかなか近未来を感じさせるデザインで高評価。逆に、ガソリン車のCVT&MTが平凡すぎてしまうほどだ。
フィットハイブリッドのアクセルをゆっくりと踏むと、スルスルぅ~と無音のままEV走行を開始。先代のハイブリッドシステムIMAは、ほとんどすぐにエンジンが始動していただけに、大きな違いだ。60㎞/Lくらいまで加速すると、ほとんどEV走行というわけでなく、エンジンが時々始動する。
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マツダ アテンザ
燃費では、ハイブリッド車を超えることができなかった新型マツダ アテンザだが、スペック上の経済性では、ほぼ互角となる。その理由は、燃料代の差だ。レギュラーガソリンと軽油の差は、20円/L以上。仮にレギュラーガソリンの単価を140円/L、軽油の単価を120円/Lで計算すると、カムリ ハイブリッドが1,000km走行するのに必要なガソリンは約43L。ガソリン代にすると、6,020円だ。6AT、燃費20km/Lの新型アテンザの軽油使用料は、50Lで軽油代にすると6,000円。実燃費により若干違うにせよ、カムリ ハイブリッドと同等の経済合理性をもつ。
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ミツビシ アウトランダーPHEV
普通のPHVは、短い距離をEVとして走り、電力が無くなるとハイブリッド車として走行する。しかし、アウトランダーPHEVは、あくまでEVであることが主体。12kWhというプリウスPHVの約2.7倍、EVの日産リーフの50%、i-MiEVの75%という大容量りチウムイオンバッテリーを搭載し、EVで60.2kmも走行できる。プリウスPHVのEV走行距離が26.4kmなので、倍以上の距離をEV走行できることになる。
電力が無くなるとアウトランダーPHEVは、シリーズ式走行モードに入る。基本的にエンジンは発電機としての役割を負う。そのため、走行パターンの主流はEVとなるため、三菱はPHEVという呼び名にこだわるのだ。もちろん、急な登り坂や高速道路など、パワーが必要なときにはパラレル走行モードとなり、エンジンの出力は駆動用にも使われる。
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スバルXVハイブリッド
そんなスバルXVにハイブリッドシステムを搭載したのが、新型スバルXVハイブリッド。トヨタとの関係が深いスバルなので、当初はトヨタの2モーター式ハイブリッドシステムTHS-IIなのかと話題になったが、実際に搭載されたハイブリッドシステムは、スバルオリジナルの比較的簡易なタイプである1モータ式となった。
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フォルクスワーゲン ゴルフ
そのMQB戦略により開発されたフォルクスワーゲン ゴルフ7は、先代で高い評価を得た TSI エンジンや高剛性ボディ、サスペンションだけでなく、エアコンやインフォテイメントシステムにいたるまで新世代モジュールとしてゼロから開発された。そのため、機能と性能を格段に向上しながら、プレミアムカーに匹敵する内外装品質、クラス最高の安全装備、大幅な軽量化と燃費の向上に成功しているという。
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メルセデス・ベンツ Sクラス
新型メルセデス・ベンツSクラスのエクステリアは、ボディサイズが多少ワイドになったくらいで、ホイールベースも変化がないので、全体のシルエットは先代と大きく変わった印象はない。ボディデザインそのものは、最新のメルセデス・ベンツ流儀に則り、サイドビューはクーペを思わせる美しく流れるようなシルエットをもち、ボディサイドのシャープなドロッピングラインが力強さをアピールする。
ヘッドライトは、Eクラスなどでも積極的に採用されているLEDを使ったユニークなものとなり、夜間などひとめでメルセデス・ベンツと分かる個性をもった。リヤにも新型のLEDリアコンビネーションランプが採用されるなど、積極的なLED化が施されている。
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ミニ ペースマン
この新型ミニ ペースマンは、SUVとクーペのクロスオーバー車。AピラーからCピラーにかけて流れるようにスムーズなルーフ・ラインが特徴的。このパターンは、ランドローバー イヴォーククーペと同じ。美しいクーペフォルムとタフネスさを併せ持つ独自のスタイルとも言える。それでいて、4人がシッカリと乗車できる実用性も兼ね備える。
このミニ ペースマンの登場で、ミニのラインアップでは、なんと7モデルとなった。ハッチバック・タイプ、コンバーチブル、クラブマン、クロスオーバー、クーペ、ロードスター、それぞれがミニ特有のデザインや伝統を取り入れつつも、顧客のライフスタイルにあったモデルが選択できるよう幅広いラインアップを取り揃えている。
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フィアット パンダ
インテリアは、トリムとコーディネートされたフレームで囲われたインストルメントパネルは初代パンダのアイデアを発展させたもので、メータークラスターや空調、オーディオなどの各種ユニットやエアアウトレットもこの枠内に取り付けられたようなデザインになってる。、
新型フィアット パンダのパッケージングは、すべての乗員に快適な居住性を提供するために、多彩なシートアレンジを活かして、ステーションワゴンのような荷物積載能力を発揮する。新型パンダは、先代より若干ボディサイズはアップしたものの、ボディ拡大は最小限に抑えながら、スリムな形状のシートを採用するなど各部の設計を見直した。その結果、インテリアスペースとラゲッジスペースが拡大された。室内幅は、従来モデルに比べて前席で+26mm、後席で+5mm、室内長は20mm延長された。ラゲッジスペースの容量も10L増しの225Lへ拡大された。
ボルボV40
ライバルとの差別化は、やはりデザインだろう。ドイツ車を中心としたCセグメントにおいて、スカンジナビアン・デザインのV40は、ひときわ異彩を放つ。エクステリアデザインは、ボルボC30にはじまったデザインランゲージを受け継ぐもので、コンセプトカーのような流麗なルーフラインを持つクーペフォルムを採用した。ダイナミックなウェッジシェイプのサイドビューを彩るショルダーラインが、リヤのドアハンドル付近で立ち上がるフック形状は、60年代から70年代にかけて生産されたスポーツクーペ「P1800」や、それをベースとしたスポーツワゴン「P1800ES」のオマージュであり、伝統的なボルボ・デザインを融合したものだ。全体的にワイド&ローが強調されたフォルムは、他のCセグメント車に対して最もエモーショナルなものになっているといえるだろう。
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